今回ご登場願った溝端延彦さんは、リトルリーグ関西連盟の第4代目理事長。5期10年(昭和60年~平成7年)の在任時代には連盟規約、バウンダリー規定の改正などの抜本的な改革に手腕を発揮された。
かくかくたるキャリアの持ち主だけに、現在も連盟副会長の立場から後輩役員連のよきアドバイザー役として関西連盟には欠かせない重鎮的な存在でもあります。
"預かった選手は、責任を持って送り出す・・"
Q・最初に、リトルリーグに参画された当時のお話からお伺いします
溝端「初めてリトルリーグの存在を知ったのは、今から39年前の昭和45年、37歳の時でした。当時、私は青年会議所のメンバーでして、その関係でリトルリーグの活動をサポートするようになったのです」
Q・たいていの方は、まず自分の子供がリトルに入団してから父兄として参加するケースが多いのですが...
溝端「私の場合はまったくその逆ですね。私自身、大学時代(同志社大)には準硬式野球をやった経験もあり、もともと野球大好き人間。それだけにリトルリーグの基本理念や活動を理解するのにそんなに時間はかからなかったですね。これなら大丈夫...ということで、息子も入団させたのです。息子が在籍したのは1年間だけでしたがね」
Qその代わりお父さんの方はますますリトルの魅力にハマっていったわけですね
溝端「そういうことになりますかね。とにかく最初の頃は、中田大三郎さん(第3代目理事長)はじめ立派な方が大勢、先輩として周囲にいらっしゃったお陰で、いろいろと勉強させていただきました」
Q永い間、理事長はじめ連盟の要職をつとめてこられた経験からリトルリーグの現状についてのご感想は?
溝端「全体的にちょっと元気がないような気がしますね。皆さん、それなりの志と情熱をもってリトルリーグに関わっているのだったら、もっとそれを表に出す努力をしてほしい。子供たちのお手本になるよう、世話をする大人たちがまず元気を出さないと...。もう一つは、何事にも余裕が感じられないですね。不況続きでリトルを取り巻く環境は一層厳しくなってきているが、こういう時こそ余裕をもって、事に当る必要がありと思いますね」
Qその点に関して言えば、最近の貝塚リーグは非常に元気がいいですね。どんなリーグ運営をやっているんですか
溝端「現在、60数人の団員がいますが、これはウチの"企業努力"の結晶とも言える数字です。単に選手募集のビラを配るだけでは、子供は集まりません。例えば、市内の小学校の校長会に働きかけてリトルリーグのPRするとか、地域で様々な努力をやっているわけです。それと大事なのは、責任を持って子供を預かり、在籍期間中は心身両面で十分なケアをし、責任を持って送り出すという方針。これを徹底させていけば、必ず効果は出て来るんじゃないですか」
Q昨年はリトルは全日本選手権、シニアも全国選抜出場。会長さんは大忙し...といった感じですね
溝端「子供たちが頑張ってくれて、最近は感激の連続。子供たちに精いっぱい元気をもらっています。これからもグラウンドで子供たちと一緒に大きな声を出しながら頑張って行きます」






